2011年夏アニメインプレッション 其の壱

かいこうさんがREGZAの本気を出して下さったおかげで
取り敢えず始まったアニメを全部みてやろう。
などという暴挙もできたりするわけです、やったね。

●THE IDOL M@STER
ゲーム版はマネキン度が高くて「とかち」くらいしか知らなかったりします。
公式の絵面が好みだったのと青色八重歯娘が気に入ったので見てみましたが――
負の感情が全く表に出ない女の子の集団って逆に見てて怖いわ。
八重歯娘は（他の娘もだが）頭が残念な子でした…一話切りです。

●まよチキ！
今期のポル産アニメ枠その１兼四韻タイトル枠その１。
いずれも非の打ち所のないオーソドックスなポル産学園アニメでテンプレ踏襲。
が、男装の麗人好きなので取り敢えず視聴続行、男装やめたらさようなら。

●BLOOD-C
今期見た中では一番のガッカリアニメでBLOODシリーズを冠したが故の失敗感が漂う。
高すぎて奇妙に映る頭身はいいだろう、実は苦手だったりする眼鏡っ娘も我慢しよう。
だが展開テンポの悪さ、てめーは駄目だ、間延びしすぎで見てて苛々度が高まる。
たかだか登校シーンで主人公に鼻歌を何番も歌わせる必要ないでしょう？

●輪るピングドラム
モノローグで運命に対する恨み言を言い始めたのでまたコレ系主人公かよと身構えましたが。
後半にはそんな瑣末なことどうでもよくなってました、前評判通りのカオスアニメ。
気の抜けた生存戦略宣言、ドーパミン溢れるバンクシーン、電波を受信しかねない毒ソング、
ケレン味溢れるアホなポーズとスタイリッシュ脱衣、これは中毒性が高い。

●No.6
こういう世界観ですよ、というのを最初から小出しに無理なく観せてくれてるのが嬉しい。
主人公？が少々よくあるスレた性格していそうですが許容範囲に収まりました。
OPED見る限りは年代ジャンプがありそうなので、幼少時の出会いがどう繋がるのか楽しみ。
最近めっきり減ったボーイミーツボーイ系。

●うさぎドロップ
年下の叔母というらいその大好きな血縁マジックジャンルなだけでご飯三杯いけます。
アーバンでは水彩画調だったのでこれずっと続けるの労力かかるよなぁと思ってたら
本編に入ってふつーに淡い感じのアニメ調になってました、変化に無理はなかったです。
ちなみに同年の叔父というジャンルも好きです。

●バカとテストと召喚獣 にっ
一期はみたことありません、女性陣の性格が被ってますが、比較的安定感のあるコメディ。
が、二期から見たらいそのような人にはいきなり水着回エピソードやってもらっても
なにがテストでどこが召喚獣なのかさっぱりワケワカメ状態となってしまうのでした。一話切り。

●夏目友人帳 参
一期二期いずれも見ていないにも関わらず、無理ない丁寧な状況説明ですんなり入れました。
タイトルから想像したのとは真逆に、友人（妖怪）をどんどん減らしていく話なんですね。
帳簿につけるだけで友人キープできるなんてなんてうらやましい。

●神様ドォルズ
タイトルからかみちゅ的アニメだと思ってたバカがここに一匹。
「ある日突然同居」のテンプレを強化したような進め方ですが事件を絡めたのはグッド。
村社会の陰湿さがにじみ出るといいなぁと思いつつあんまりきついのもノーセンキュー。

●ゆるゆり
今期のロリ（中学生部門）枠その１兼四韻タイトルその２。
多分切るだろうなぁと思ってたら意外すぎるほどちゃんとギャグアニメやっていた。
ポル産アニメ系だと思っててごめんなさい、勝因はキャラ付けがはっきりしていること。

●異国迷路のクロワーゼ
今期の土下座アニメ。あー看板ー？よゆーよゆー30分もゲザれば楽勝っしょ。
というアニメではありませんでしたがこの娘ほんと土下座しまくりだな。
19世紀フランスの描写にいまいちピンと来ないのはモノクロトーキーの見すぎと思われる。
蒸気甲冑を蒸着した劇団員でも現れそうな雰囲気。でもあれは一応20世紀設定だわ。

●いつか天魔の黒ウサギ
今期のポル産アニメ枠その２。
忘れられた幼少時代の約束を果たす――というジャンルは多々ありますが――。
なんで少年少女にポル産まがいの約束の仕方させるかな、指きりげんまんでいいじゃない！
トラックに轢かれて首ちょんぱ、お腹から剣が生える、そんなおパンツアニメ。

●ロウきゅーぶ！
今期のロリ（小学生部門）枠その２兼四韻タイトルその３。
この手に出てくる男優は変態と相場が決まっているものの外伝の健太郎君並に真面目人間でした。
ポル産描写を入れつつも基本真面目にバスケ（篭球）話で進行してますが。
真面目な分だけ話が平坦になるのでした、このジャンルで変態が多いのは話回し易いからなのか、一話切り。
バスケが花形なのは高校生までだってことにスラダン世代のらいそはついぞ気づかなかった淡い思い出。

残りを見たら其の弐を書きます。