盛者必衰の理を顕す

我が調布に牛丼という食文化を普及し、学生時分の金のない時期は
大いにお世話になりました、天神ST.の『げんき屋』さんが7月31日を以って
14年の歴史に終止符を打っておられました…。


外食産業とりわけ牛丼シェアの争いは無間地獄の相となっている昨今です。
いち早く調布学生街に牛丼をもたらしめた同店ではあったのですが…。
牛は牛連れ馬は馬連れ、類は友を呼び、同気相求む。
一年後には吉野屋と松屋が立ち並ぶというガストとロイホーみたいなご立地関係に。


当時のD2Uの皆様には、牛丼をもたらしたげんき屋を称え、なるべく牛丼ならば
げんき屋を活用する(単に学舎から一番近かった)暗黙の了解(とも言えない)が
あったのですが、流石に干支も一回りを超え不文律も自然消滅していたようです。
(当時の新入生向け学生誌で何度か賛美を目にしたことがあります)


斯く言うらいそも閉店に一ヶ月以上気付かなかったわけで…。
というか流石にもう常食できません牛丼。
並→並→大盛りコンボを叩き出したあの頃が嘘のようだぜ。
数ヶ月前、最後に入店した際「げんき屋カレー」なる商品を打ち出していたのを
目撃しましたが、思えばアレが最後の足掻きだったのでしょうか。


ともあれお疲れ様でした。
チェーン店らしいのですが、らいそは調布でしか見たことがありません。
お前がオンリーワンだ!


ちなみに。
次につぶれるのは吉野屋だと思います。
気が付いたら駅前新ロータリーに松屋がもう一店出来ていました。
やつら本気だ…二店がかりで吉野屋をつぶす気だ…。