ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破

2年ぶりだね。
ああ、ここまで待つとは思わなかった。


行って参りました、新訳エヴァンゲリオン第二幕、公開初日新宿ミラノ〜。
正直「ここまで待つとは思わなかった」に全てが集約されるかと。
通常連作が決定している映画って半年〜一年くらいで公開されるものですからねぇ。


本当は朝から見に行くつもりだったのですが色々ございまして……アレなんだこのデジャヴ。
18:15開始を狙って新宿へ向かいましたが、入場したのは劇前CM中の18:05でした、相変わらずギリギリ。
今回はどのくらい列ができたのかは見ていません、またミラノを半周してたのかしら。


並ばなかっただけあって良い席はとれませんでした、やや前方の一番右側席での鑑賞。
まぁ去年見たダークナイト新宿ピカデリーと違い自由席ですし見やすかったからOKです。
それにしてもインディ4もT4もガラガラだったのにアニメ映画でミラノが満席…これがオタの力か。



↑式波・ラングレー、真希波・イラストリアス追加
以下ちょっとしたネタバレ(要反転)


劇中「太陽を盗んだ男」(邦画:1979年)の曲が流れて思わずブフォと噴くところでした。
とりあえず「太陽を盗んだ男」を知らない方は Youtube予告編を見ると良いですよ。
俺は九番目の男…だから俺の名は、九番。
この辺りお馴染みの第九と掛けてるのかと思いましたが、今回クラシックはサッパリでした。


クラシックの代わりに今回多用されていたのがフォークソング
「今日の日はさようなら」(1966年)、「翼をください」(1971年)、どちらもバトルシーンで
使われていたのでちょっとくどい気もしましたが、選曲としては間違ってないと思います。


とくに前者はストーリーの流れを知っているファンにとってトラウマソングにならんばかりの
悪趣味っぷりを発揮していて破壊力が凄まじいです。
ある意味人を不快にさせる天才っぷりに 「流石はGAINAXだ!!」 と賞賛を送りたくなるほど。
後者は……小学生の頃リコーダーで練習してたのを思い出して妙に泣きたい気分になりました。


他、鈴原トウジ君が棒アイスを食べ終わって「なんやハズレかいな!!」と言い捨てるシーンが
直後のストーリーの暗喩となっていたりして相変わらずうまいなぁと構成に関心。


今回初めてトウジ妹が登場しましたが美少女っぷりに驚愕、トウジ君の猫可愛がりっぷりに若干ヒキ。
容姿が確定したものの結局名前は出なかったので今後もハルナとかナツミとかアキとか春夏秋冬縛りの
テキトーな名前で二次創作されんだろうなぁとどーでもいいことが思い浮かびました。
そういえば洞木家のコダマ姉とノゾミ妹はいつになったら映像化されるんだろう。


新宿ミラノといえば入れ替えなしの映画館!
20:45の部も続けて見てきたので(中央のいい席とれた)、危うく終電逃すところでした。
まぁ、土曜ですしその時はオールナイトで4回見て帰るつもりでしたけどね。


そしてチケットはまだ余っています、次はいつ見に行こうかなー。