秋アニメ感想:境界線上のホライゾン

女の子分供給過多の萌え萌えアニメだと思ってて全然注視してなかったんですが、
サンライズでバトルモノで論戦モノで恋愛モノギャグモノで、えーと、作者ぶっ飛んでる。



↑「とおりゃんせ」こと「通し道歌」、正式な歌詞かと思ったら川上稔氏の創作だった罠。



昨今のアニメでは珍しく冒頭からキャラを出せるだけ出しているタイプ。
というかいきなり30人前後の名有りキャラを出すもんだからワケが分からず切る視聴者続出。
昨今どころか過去を通してもここまで大人数を推してくるのは珍しいと思われる。


出し切ったキャラにおいて、話の進度により名前や役割や性質が少しずつ理解できていくので
巻き戻して前の話を視聴したくなるそんな作り、掴んだファンに円盤買わせるには良いですが
ちょっと一見さんお断りな雰囲気はありますね。


まぁらいそはガッチリハートキャッチされてしまいましたが。
今ではアリアダスト(松平⇒つだいら⇒TSUDAIRA⇒ARIADUST)教導院の面々を諳んじられる!
アニメキャラの女の子が気に入るなんて実にToHeartぶりだなあ。


お気に入り1:浅間・智(アサマチ、ズドン巫女、オッドアイおっぱい
お気に入り2:葵・喜美(賢姉、奇人、常時困り眉、エロとダンス、おっぱい
お気に入り3:ネイト・ミトツダイラ(半人狼、怪力、犬属性、残念おっぱい
見事にバンド「きみとあさまで」メンツに偏った…。


1クール13話を使って「プロローグ」とのことで…。
サンライズならではの戦闘描写が素晴らしいですが、その戦闘回自体が少ないのが残念。


↑上巻900P、下巻1250Pの重量鈍器


しまった!思わず原作本を買ってきてしまった!!
しかもII巻の上下セットから…I巻の内容はアニメで見たいので取り敢えず外しました。
というのも嘘で、本屋行ったら見事にI巻上下どちらも置いてなかったようあああん。


しかし凄いなこの文庫本、巷で鈍器と唄われるだけはある。
手元の塵骸魔京ノベル版が200Pで640円なのですが、II巻下が1250Pで1190円。
1250÷200×640÷1190≒3.36倍という圧倒的なコストパフォーマンス、鈍器だが!
メジャーで計ったら5cm強あったぜ…最早ライトノベルではなくヘビーノベルの域でござる。


早速ぱらぱらと流し読みしましたが、これはアニメ二期が非常に待ち遠しい!
アニメ一期では今のところ活躍がみられない点蔵・クロスユナイトが超格好いい。
本当に気配りできるキャラってのは彼みたいなのを指すんですね。
ましろ色シンフォニーの主人公ェ…。


しかし気配りのできる常識人がため、アリアダスト教導院の外道面々の前ではカースト最下位。
お気に入りキャラのアサマチがかなりの外道巫女でびっくりした。