2011年春アニメ総評

2クールシリーズでまだ放映中のモノも中寸ということで。

●あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 1 【通常版】 [DVD]

↑あらすじ聞いて真っ先に思い浮かんだのが居酒屋幽霊

総じてグッドな作品、あまりギスギスしすぎずまったり感があって良かったです。
ただ後半二話に色々詰め込み過ぎたと思われ、駆け足気味で余韻が足りないです。
せめて後一話あれば随分収まり良かったんじゃないかなぁとそこが残念。
とらドラがまた見たくなった。

●俺たちに翼はない

俺たちに翼はない　第1巻 [Blu-ray]

↑おぱんつアニメだと思ってたが

今期のダークホース、今期一番好き。
くどいまでのありがちな安売りおぱんつアニメの勢いだったため切った人数知れず。
よくあるテーマにも関わらず、思い出せるほど他に多重人格アニメがないことに驚愕。
キモは4人の主人公＋コンドルさんで、ぶっちゃけヒロインがどーでもいーい。
惜しむらくは5人目人格（実は基礎人格）のヨージ君が出番15分だけだったこと。
正直、最初コレを薦めてきた邂逅氏と現行犯氏の脳みそを疑ってしまったのはヒミツ。
勢いに任せて原作を完読してしまった…今更ここまでギャルゲエロゲした作品が楽しいとは。

●花咲くいろは

花咲くいろは 2 [Blu-ray]

↑そのうち実写で…なんて言い出さない事を祈る

朝の連ドラをアニメでやったらこうなりました、な一品。
比較的絵は高水準で安定してるし、背景絵がやたらと綺麗。
そのくせムラのある話の展開と、見る度に可愛く感じたりイライラさせられたりする主人公。
ああそうか、このイラつき感は朝の連ドラの主人公ヒロインそのままだわ。
最近はイライラさせられっぱなし。

●逆境無頼カイジ 破戒録篇

逆境無頼カイジ 1 [DVD]

↑あの日見た顎の鋭さを俺達はまだ知らない。

ある意味安定している福本原作アニメ。
邂逅氏は自制が効かずギャンブルに堕ちていくキャラに感情移入できなかったとかで
早々にきられてしまったそうですが、それだけが理由なら惜しいと思われる。
この作品のキモは堕ちきった主人公が理詰めでその状況を打破していくカタルシスを
楽しむものなので、天性のバカツキと異端の感性で勝ち進むアカギとはまた違う楽しみが
できるんじゃないかなあと。でも今時BDを出さないのは如何かと思う、購買層問題か。

●日常

日常のブルーレイ 通常版　第1巻 [Blu-ray]

↑ただの特装版には興味ありません

京都アニメーション作品は「らき☆すた」も「けいおん！」も興味なかったので
涼宮ハルヒシリーズ以来の視聴となるのですが、正直どこが面白いのか謎な作品。
多分こういうのは理屈抜きでバイオリズムが合わないとだめなんでしょう。
まぁOPとEDは好きですし、キャラもよく動くし、タケノコの先生と担任の先生も好き。
でも京アニさんに「ふもっふ」の頃のような「絶対笑わせる」勢いは今後期待できなさそう。
関係ないですが、たまに流れてる京アニさんのCM、宗教アニメっぽくて怖いです。

●ファイアーボール チャーミング

ファイアボール [DVD]

↑チャーミングはまだソフト化がアナウンスされてないそうなので

躁鬱病に陥ったシナリオライターが酔った末のうわごとで作ったんじゃないかと勘繰ってしまう。
前作からドロッセルお嬢様のデザインを一新、キャラクターも増えて更に一新。
そして脈絡のない話のカオス度も更に磨きが掛かってしまった。

●C

「C」第１巻 【初回限定生産版】

↑一番の難点は検索にかけて簡単に引っかからないこと

五月にでるてぃ氏宅でアニメ祭りやった時の分までしか見ておらず。
正直今のところ見事なまでにREGZA録画用HDDの肥やし。
中盤戦闘が面白くなったと聞くが、金融バトルが物理バトルってはどうなんだ。
しかし話の最後でかなりの投げっぱなしをやってしまったらしい、いつ見るか…。

●青の祓魔師

青の祓魔師 1 【通常版】 [DVD]

↑やっぱりバトルタイプのにーちゃんが好み

邂逅氏に録画予約して貰ったまま全く持って視聴に手をつけておりません。
話的にはらいそが大好きな「あんちゃんが血どばどばのバトルをやる」ものっぽいので
放映全部終わってからみようかなと思います、HDD買い足さないとやばいかもしれん。

うおお、凄い。
自動的に録画してくれる機材投入しただけでこんなにアニメみてるぞ、凄いぞ。

追記： あ、まぁいいか
そういやTIGGER&BUNNYすっかり忘れてた、状態としては青の祓魔師と同様、未視聴の肥やしです。