終端装置4

本日封切のターミネーター4見てきましたーいえふー。
劇場で気づいたんですが、コレ別に4を銘打ってるワケじゃないんですね。
正式には「Terminator Salvation」で新三部シリーズの一作目となるそうで。


↑販売すら未定なのにDVDアナウンスするAmazonて…(2009/06/13現在)


気合を入れて今回こそ封切初日第一回の上映を見ようと意気込んでましたが…
案の定というかいつも通りというか、起きたら夕方でした。


映画見に行くと決めて時間通りにコトが運んだことないんじゃなかろうか。
仕方ないので歯医者で治療を受けて(予約入れてた)その足で劇場へー。


前日にげんこうはん氏に
「テレビでのプッシュの仕方がインディと全然違うよ、混み混みだよ絶対」
と言われてたので、二年前のゲリオン劇場版(いつも基準がコレだな)と
同様、新宿ミラノ半周レベルの列を覚悟して行ったのですが…。


ガラガラ。


おいおい大丈夫か映画界…。
いつものことながら上映5分前のギリギリに入館したのにざっと見渡した限り
全席の3割も埋まってませんでしたよ、えれぇ楽に中央スポット取れました。
思わずげんこうはん氏にメールを送る。


送信@らいそ「grgr」
返信@げんこうはん「mjk」


すごく…マジです。
ま、折角1800円も払ってることですし、館内もガラガラなので19:20上映の部と
21:45上映の部で続けて二回見てきました、入れ替えがない館は大好きだ!



さて、肝心のターミネーター4の内容ですが、要約すると――


時は2018年、将来タイムスリップにより過去で母を守ることになる
まだ少年である自分の父カイル・リースを守るためドンパチするぜ!


うん、書いてて不思議な日本語になった。
まぁ上記+ブレードランナーという認識で大方間違いないんじゃないかと。



らいそ的視点論点。


1. 気軽に核爆発を凌ぎすぎ
以前、日本の政治家かなんかが「インディ4での核兵器の扱いがあまりに酷い!」
と論を唱えて(インディが鉛製冷蔵庫に身を隠して核実験を凌ぐシーンがある)、
「映画にマジレス乙」といろんなとこでフルボッコにされてましたが。


T4では劇中二回、しかもどちらもヘリで脱出(移動)しながらの爆発。


見栄えの問題もありますが、ヘリが離陸した途端にドッカーン、爆風や爆裂を
バックにヘリが離脱!というシーンを見ていると、上記政治家?じゃなくとも
「アメ公はマジで核をすごい爆弾程度にしか考えてないんじゃ…」
と考えてしまいますよ、まじで大丈夫か、本気じゃないよな。


2. 指令部のバックスクリーンに日本列島
二回目を見てて気づきましたが、司令部で会話しているときのバックスクリーンに
でかでかと日本列島が映し出されておりました。
さらにそのスクリーン上でのマーカー位置が、らいその記憶が正しければ多分長野。


日本では第二新東京都市が機能してるのか…対スカイネット兵器ヱヴァンゲリヲンとか。


3. 新造人間マーカス・ライトさん
演じる俳優さんはサム・ワーシントンさん、キャシャーンじゃないですけど。
今回のキーパーソンとなる、潜入型ターミネーターとして起動した(させられた)、
限りなく人間に近い…というか自分自身を人間だと思ってたまさにブレードランナー男。
多分意識しての演技だと思うのですが、辺りを見渡すときゆっくり首を振る仕草が
往年の州知事ターミネーターっぽい動きでよい感じでした。


州知事ほどのマッチョでもないですが鍛えられた体と理知的な面構えがらいそ的好みです。
コナー役のクリスチャン・ベールも好きですが彼に対してはバットマンでのファンなので…。


序盤、彼が素っ裸+泥まみれで雨の中を吼えるシーンがあるんですが。
二回目に良く見てみると、下半身にうっすいアンダーウェア履いてるっぽかったです。
T1の州知事が裸でのし歩いてるシーンはちんこがぶらぶらしてるのが見えたのに…。


4. 三部作だから?
なんだかんだで最後にサンフランシスコのスカイネットを爆破するんですが、
どうやらスカイネットは一基あるだけではなく多数存在するようで。


コナー「今回は勝ったがスカイネットのネットワークは広大だ」
コナー「俺たちの戦いはまだこれからだ」


うん、なんかパンツァードラグーン草薙素子男坂を足して割ったような〆だなこれ。
アクションが派手なだけに、物語の進み方や終わり方にチープさを感じてしまった…。



調子こいて二回連続で見たものだから、京王線の終電になってしまった。
帰り着いたの1時過ぎでした…。