来るよ 来たよ 神前式!

とうとうこの日がやってきてしまいました、かいこうさんの結婚式です。


まぁ今時の結婚というのは入籍はとうの昔に済ませてるものですから今更という
感じがしなくもないのですが、ある種の節目と報告のために必要な行事だと思います。
というわけで旧調布メンバーで式に行って参りました。
同行はワタクシらいそ他げんこうはん氏、うーよん氏、でるてぃ氏の四名。


形式は神前式。
神社でぱっつんぱっつんやるわけですが、不確かな知識しかないので色々と
勘違いをしているかもしれません。その辺は大目に見てください。


八幡様
らいその実家前は八幡系神社であり、父より八幡様は軍神だと教えられていたので
八幡様=戦神というイメージがめっぽう強いです……が元は農業神だとか。
八幡系は日本で最も多い神社らしいのですが、今回のように八幡様の御前で結婚式を
挙げるときは、八幡様のどの方面に向かって神事を行っているのでしょうか。
日本の神仏習合神はとんでもなく多面性を秘めているのでよくわかりません。


奏上
卑しくも神の御前にて契りを交す都合上、新郎新婦の神格が一時的に神と同等近くに
まで引き上げられた上での奏上―――だったよーな気がしますがウソかもしれません。
神主から「奏上」という単語が発せられ、かいこうさんが文を取り出した瞬間に
らいその単語反応ゲージがMAXまで引き上げられ、奏上の真っ只中らいその頭の内では


果たして奏上は「たてまつる」のか「つかまつる」のか「まつる」のかと、
生体コンピュータMAGIよろしく三者審議がぐるぐる行われていました。


たてまつる(奉る)や、つかまつる(仕る)では神に対しての連用謙譲語ですし、
やっぱりまつる(祀る)が正しいんでしょうかねえ。
奏で上げ候、なので「奏上」で完了してるのかもしれないですが。


御神体
あの祭壇正面にある鏡が御神体かなーなどとつらつら考えて仲間三人に聞いたところ
「神社だから御神体はないんじゃない、それか御神木とか」
と言われたのですが、神社にはあるよねぇ御神体…。


巫女さん
もっと14歳くらいのぴちぴちろりろり巫女さんキボン!!
なかなか美人の巫女さん二名だったと思います。
社の中は薄暗く、巫女さんは白粉をしていたので夜目遠目後姿と傘の内かもですが。
人間、というより動物はたいてい初動は緩慢に始まり徐々に勢いを増すのですが、
祭事における巫女さんの挙動というのは初動がやたら早く、のちに緩急をつけるので
動きがやたらロボット臭く見えてしまいます。まぁそこに幽玄美が見えるのですけど。


特に三々九度の儀では神主の左右から現れる巫女さんたちの動きがやたら格好良くて
思わず感心してしまいました、まぁあちらさんもプロですからね。
逆に微妙に気になって仕方なかったのは、巫女舞で足底をぴーんと斜め45度に仰ぐ所。
あれはいくない、美しくない、舞踊考案した千年五百年前の人出て来い、説教だ。



式はそんな感じで厳かに終了し、写真撮影(かいこうさんの隣ゲット!)の後
紋付袴姿の新郎と白無垢の新婦は披露宴会場へと向かうのでした。


会場へのおよそ300メートルの一般道を、その姿で。


道行く人結構注目していたなぁ。(披露宴篇へ続く)