行ってきたぜOTAKU展





文化庁メディア芸術祭協賛事業 / ヴェネチア・ピエンナーレ国際建築展日本館帰国転
グローバルメディア2005 / おたく:人格=空間=都市
Global Media 2005 / OTAKU:persona=space=city
主催=東京都/東京都写真美術館独立行政法人 国際交流基金(ジャパンファウンデーション
共催=NHKエンタープライズ21


東京都写真美術館@恵比須
2005年2月5日(土)−3月13日(日)


チェックはしていたのですが、本日が最終日と発覚したのでげんこうはん氏と急遽出撃。
某事情により徹夜明けで睡魔に抗って見に行きましたが……激しくつまりませんでした、大失敗。


去年イタリアで展示された際の2004年8月30日の新潟日報のような
匠なオタガレキや精巧なオタフィギュアの展示を期待してたのに…。
まずチケットを買った時点で二時間待ちの大行列。
地下1Fの展示場なのに、行列は(先頭)地下1F→地上5F→通路を通って→別の階段で地上2F(最後尾)
というアホみたいな並び方。整理のおねーさんがパンフ配りながら四苦八苦してました。
仕方がないので一時間ちょっと喫茶店で時間を潰して再訪問すると列は更に延びてたり
でも何故か一時間の待ち時間で済みました。整理のおねーさんズがハッスルしたのだろう。


展示場BGMは幻魔大戦('83)のEDと新世紀エヴァンゲリオン劇場版('97)のEDのループという謎チョイス。
大行列の原因となった第一順路ブースは発砲スチロールで囲まれた単なるオタ部屋の晒し写真小屋。
これを順路の最後にもってくるだけで行列は解消されただろうに、実際まじまじと見るようなもんじゃない
小屋の出入り口が狭く、小屋自体が狭いので詰まっているだけ。配置責任者出て来い。
しかもこの小屋以降は自由順路になってたりする、アフォですか。(後記図の1)


そして次は個人レンタルショーケースの山。
秋葉原に行けば並ばず待たず無料でもっとイイモノ見れますから!残念ッ!(図の2)


次に見えるのは無駄に展示スペースをとっている、コミケ個人スペースの西館東館別配置図。
そんなもんコミケカタログ買えば最終ページにもれなく付いてますから!
カタログ最終ページ→展示場内大スペースに無駄拡大コピーの巻きッ!斬りッ!(図の3)


奥に見えるのは秋葉原中央通りのジオラマ。何故か同じモノが無駄に二つ。
精巧なジオラマならまだ騙された気にもなれますが。
ダンボールで箱(ビル)つくって建築物の荒い写真はっつけただけの物体に何を感じろと?(図の4)


となり墨奥に見えるのはおたくのオンラインゲームコミュニティのスクリーンショット
でもオンラインゲームは韓国ですし実際スクリーンショット全部ハングルですし、
なによりオンラインゲーム「マビノギ」はまだ日本ではオープンβ始まってませんし。(図の5)


手前に戻ってコミックマーケットの紹介展覧。
やっと今回初めての収穫らしきものに出会えました、'83年版コミケカタログ
薄い、同人誌なみに薄いです。今の殺人電話帳並み厚さを誇るカタログとは一線を画します。
ほかずらりと往年の同人誌が陳列されてましたが、801系が多いのは気のせいだろうか。(図の6)


ラストコーナーは何故か大阪万博の巨大写真。
まぁ太陽の塔のでかさが感じられたからよしとします。(図の7)



…ビミョウに疲れました。
最後に入退場口で整理のおねーさん掴まえてエライ悦に入りながら叱り飛ばしてる
30代後半とおぼしきオタおやじがおりました。曰くヨコ入り野郎が先に入場したのだと。


イヤあなた、アナタあと一歩でもう入場の位置ですから。
それにあなたで最後の入場組みですから。(展示時間は既に終了して残りは既列だけの消化)
お姉さんヤレヤレやっと今日でオタ共から開放されるぜな直前ですから。
あなたの姿格好だと例え正論だとしても聞きたくなくなr…もとい。
ええ、確かにヨコ入りはダメですね。倫理的にダメです。人としてダメです。
でもアナタの


「関係者だとしても入場チェックするのが当然だろう!ホラまた入ってった!」


はオカシイです。関係者の皆さん制服着てますから。
これ以上のスタッフ入場チェックはないですから。
というかこのお姉さん達、コミケのボランティアスタッフじゃないんですから