第拾参話 猫、侵入

S田 「――なのでトンネル効果の為それぞれの状態の時間変化に他方の――」
   ガタンッ
S田 「?」
   ニャア
S田 「!」
   ガタタッ、ニャア
男性 「ほらよしよし……ぅわたっ!」 (引っ掻かれた)
S田 「ほらっほらっ、しっしっ」 (室外へ追いやる)
Lyso 「(時間稼ぎに過ぎん、再度進行は時間の問題だな…)」


    A-PART END シュレディンガー ネコンゲリオン
    B-PART START CAT ATTACK


S田 「――から、ih(δC1/δdt)ψ=ih{(δC1/δdt)fΦ1+C1(δf/δdt)Φ1+…――」
   ニャア
S田 「!!」
   トットット…ヒョイ、ニャア
男共 「(猫てめぇこの野郎!!)」
女性 「あのー…これどうしましょう…」 (膝の上で寛ぐ黒猫指して)
S田 「…抱きかかえて外に連れ出しちゃって、扉も閉めて」
   ニャー! ナー、ナー、ナー、ナー、ナー、ナー………… バタンッ!




こうして園内の平和は守られた!
だが、第二第三の災厄はいずれ再び襲ってくるだろう!
ホラ、食堂前でもう罠に掛かってる女性が二名もいる!
餌付け禁止禁止禁止ーーーーーー!!!